学校から帰ると、犬が来ていて、弟が長い棒で威嚇しながら見張っていました。
弟は、近所の大きな犬に追い回されたトラウマで、犬があまり好きではなかったのでした。
ところで、茶々丸(茶色かったので。黒かったら「クロ」、白かったら「シロ」にするつもりでした。)は、見るからに雑種。
柴の血がはいっているとかいないとか・・・。
一度は他所のおうちにもらわれたのですが、戻されてきたところをもらってきた犬です。
性格のあまりよろしくない私は、茶々丸に意地悪を言いました。
すると、なんと弟が茶々丸をかばったのです。あんなに怖がってたくせに・・・。 ふたりの間にいったい何があったのやら知りませんが、友情が芽生えていたようです。